主張 信亮の提言 奥野信亮はこう考える、論ずる。


 掲載にあたって

 奥野信亮氏が平成20年に自民党国家戦略本部・政治体制改革プロジェクトチームでリーダー的な役割を果たし、当時の総理に進言した「政治体制改革プロジェクト報告〜政治体制改革・財政改革・統治機構改革一体の見直し〜」を編集して掲載します。官僚主導システムから政治主導システムへの移行、国会議員の定数削減を含む国会改革等多岐にわたって提言が行われ、その画期的な我が国の政治並びに行財政のビジョンには奥野氏独特の政治センスに溢れています。また、同年に奥野代議士が所属をしている政策集団・清和政策研究会から発表した報告書「『増税論議』の前になすべきこと」は「政府の無駄を残したままの増税は国民に許されるものではない」という奥野氏の信念に基づいて作成されたもので、今回はその理念と、小泉行財政改革依頼検討されてきた様々な改革で省かれた無駄の成果が分かるように掲載しています。やはり「小さな政府」は保守政治の原点であり、政府が小さくなる受け皿は民間の企業や団体であり、地方自治体であり、最終的には国民自身です。国が大規模な予算を組んで、直接支援や戸別補償行う。これは「保守本流」の我々としては決して許してはならないのです。そんな想いでこのページをご覧いただければ幸いです。